幸日記

【岐阜】外出支援(病院付き添い、外食、買い物)

サ高住(サービス付き高齢者住宅)にお住まいの利用者様
今年の初めまでは1ヶ月に1回の病院受診に付き添い、そのタイミングに併せて、外食、買い物と付き添い、楽しんでいただきましたが、病状が安定し、3ヶ月に1回の病院受診となり、ご本人様としては、外出、買い物の機会が減ってしまって良かったのか悪かったのかわからん・・・と・・・

確かに、病状が良くなって受診回数が減ったことは良いことですが、楽しみにしていた外出、外食、買い物ができなくなったことは寂しいでしょうね

買い物や外食だけ別で行けばいいじゃないかと思われるかも知れませんが、施設の方でまだ外出は制限されている状態なので、ある意味、病院受診時に買い物に行けるのはラッキーな部分もあり、他の入居者様からもうらやましがられているんです

今回も、午前中に病院受診をし、外食、買い物と楽しんでいただきました・・・というお話

今日はそばが食べたいんだよ

元々お寿司屋さんを営んでおられた利用者様
さっぱりした食事がお好みで、病院に行く道中で既に食べたいものを選ばれていました

「そばが食べたいな、ざるそば」

「職員から聞いたんや、サガミが美味いと・・・サガミいこか」

ということで、病院受診後、関市のマーゴウエストにあるサガミへ行くことに

実は私は初サガミ
利用者様は宣言通りざるそば
私はカツ丼大盛りところうどん

病院受診の時はとても顔が沈んでいましたが、サガミに来たとたん、表情が明るくなり、とても美味しそうにざるそばを堪能されていました

関市のマーゴで買い物

マーゴウエストに来たので、そのまま賞移動をして、マーゴ本館で食料品の買い物をすることに
カップラーメンを買っていっても、職員さんが作って下さるそうです

以前、カップ焼きそばを購入して帰ったあと、職員さんに作ってもらったそうですが、その職員さん、カップ焼きそばの作り方がわからなかったそうで、湯切りまではできたんですが、ソースはお椀に入れてつけ麺スタイルで出してきたそうです
その後、他の職員さんにそのことを伝えたら、作り方を教えてもらったそうで、そこからは問題なく作ってもらっているとのこと

今回は何を買うのでしょう・・・
鯖の押し寿司、カップ焼きそば、ウナギの蒲焼き、ミックスナッツ・・・好きな物をどんどんとかごに入れていきます

その様子は本当に今の生活が窮屈なんだろうなと思いました
施設がどうこうではなく、やはり自宅で暮らしたいと常々言ってみえます
そして、それが自分の持病が原因で叶わない事も理解されています
だから、初めての受診の時、施設に買い物も行くと伝えたところ、みんなが言ってないからダメだと言われていました
しかし、担当ケアマネージャーと相談をして、自己選択自己決定はどこにいった?ここは買い物ができる人、食べてもいい人ですら無理矢理状態の悪い方に交わせて生活をしなければならないのかと伝え、買い物外食がOKとなりました

選ぶ楽しみ、食べる楽しみ
最高の光景です

利用者様の自己選択自己決定は最優先事項

幸は、利用者様の自己選択自己決定ができなくなれば廃業する覚悟でいます
それくらいこれは大事なことで【人間の生きる活力】の基本になるのです

まだまだコロナウィルスが蔓延し、毎日岐阜県でも数千人の方が罹患し、数人の方が亡くなられています

その中でもできる支援は真摯にやっていきたいと思っておりますので、お困りのかたがおられましたら、幸までご相談下さい

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