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幸日記
11.52018
介護保険外サービス、便利業としての仕事の受け方と11月3日津保川産業祭
記事の最後に11月3~4日に開催されました、津保川産業祭の動画がありますので、是非ご覧下さい
依頼は電話、メール主体
便利屋として仕事の依頼を受けるのは電話かメールが主になります
これまでに何度も書いていますが、高齢者介護施設の施設長として、経営、運営に約16年携わってきたこともあり、介護保険サービスでの不足している部分、行政サービスで不足している部分はよくわかっていますし、介護保険サービスでできることやできないことも理解しています
だからこそ、かゆいところに手を伸ばせるのです
その中で、事業開始前に近隣の市高齢福祉課、社会福祉協議会、包括支援センター、居宅介護支援事業所などを周りに回ってきました
特に、元々の仕事エリアである岐阜県関市は市、社協、包括、居宅、ケアマネ、保健師もすべて知っていますので、行くと「野村さんだったの~~、じゃぁ安心じゃない」といってもらえたり、「○○だけいって、こっちはぜんぜん来てもらえなかった、遅いよ~」と言われたり・・・
今現在でも外回りは続けていますが、その甲斐があって、依頼を多くいただきます
ただ、毎回、依頼を受けて契約をする時には、「今回の依頼の内容を氏名は出さず、特定されないようにするので、ブログやYouTubeで紹介してもいいですか?」と聞くと、介護保険外サービスの依頼ではあまりOKがもらえません
しかし、メールだと1日に4件~6件、電話だと1日に5件ほどの問い合わせがあります
その中には、無料回収をしてほしいという無理な依頼もありますので、すべてを受けているわけではありませんが、できることは受けるようにしています
11月3日は5件の依頼
①08:00~10:00間で1件
②11:30~12:30間で1件
③13:00~14:00間で1件
④16:00~18:00間で1件
⑤20:00~21:00間で1件
すべて介護保険外サービスでの依頼です
いかに訪問介護事業所やヘルパーが不足しているかわかります
仕事の合間に息抜き
このうち、①と②の間に1時間半時間が空いたので、道の駅平成と、関市上之保生涯学習センターへ行き【第36回津保川産業祭】に参加してきました
平成30年7月8日
岐阜県関市上之保地域は、連日降り続いた豪雨の影響で津保川が氾濫
上之保地域の歴史上、最大級の被害となりました
290件以上の家が床上、床下浸水被害に遭い、130台以上の車両も水害に見舞われました
アスファルトが剥がれ、ガードレールの一部が外れて川に落ち、電信柱が倒れ、橋には木材、草などが引っかかり、橋も道路も通れる状態ではありませんでした
その後、ボランティアセンターが開設され、多くの方の支援を受けながら、今現在も復興に向かって前に進んでいます
まずは道の駅平成を目指します
道の駅平成といえば、30年前に元号と同じ地名ということで有名になりました
※地域の読み方は「へなり」ですが、道の駅は「へいせい」です
何度も訪れていましたが、少し感じが変わりました
それは、行くとまず目に飛び込んできたのはありがとう!平成時代の文字
土曜日ということもあり、お客様が大勢いらしていました
いざ、津保川産業祭へ
かみのほ生涯学習センターが見えてきた時、ガードマンが3名
ちょうどよく、満車の駐車場からでてきた車があり、そこへ誘導してもらえました
もし、空いてなかったら、結構遠くの駐車場になるところだったのでラッキーでした
とにかく人、ヒト、ひと
数年前にも来たことがあったんですが、その時よりもかなり来場者が多かったです
まずはぐるっと一回りしようと思ったのですが、施設長時代から知っている方に出会い、列に並べと声を掛けられました
並んで何だろう???と思っていたら・・・
上之保名産のゆずを使ったゆず餅でした
つきたてでさっぱりして美味しかったです!!
お礼を言うと、また隣から「野村さん!食べやぁ!!」と・・・
円空芋を使ったけんちん汁、その名も「円空汁」です
できたてで温かくて美味しかったです
その後、中を見て回ったんですが、とにかく食べるものと名産のゆずを使った商品が多いこと多いこと
1時間程でしたが、たくさん知った方とお会いでき、懐かしい方ともお会いできました
ツイッターでもお世話になっている関市議会議員の足立先生にもお会いでき、挨拶をさせていただきました
私が施設長時代、天候にかかわらず、通勤時にはすでに街頭に立ち、出勤、通学をする皆様に細やかに大きな声で笑顔で挨拶をされていた姿がとても印象にあります
とても物腰柔らかく、明るい議員さんでした
復興はまだ終わっていない
この目で見てきたので間違いはありません
まだまだ、災害前のような暮らしが戻っていない方が大勢います
現在もボランティアの方が入って下さっています
今の世の中、アパートに住んでいても隣上下がどんな人がわからない、自治会にも入っていないなど人と人との繋がりが薄れていっているこの時代に、津保川地域の皆様は本当に手を取り合って助け合っています
何よりびっくりしたのが産業祭に行ったら、地域の方のほうが笑顔だったということです
少しはまだ落ち込んでいたりしないかと内心心配していましたが、明るくお店を開き、接客し、【近所のおじさんおばさんのちょっと大きな集会場】という感じでとてもアットホームでした
まだまだ秋イベントはあります!!
11月25日には上之保ゆず祭りがあります!!
津保川地域の復興支援のためにも多くの方に来ていただき、特産品をたくさん買っていただきたいと思います
復興ボランティアはまだまだ続けていこう
これまで津保川地域には何度も行ってましたが、今回は複雑な思いがありましたが、それも取り越し苦労だったようでよかったです
しかし、自然災害はいつ起きるかわかりません
こうして、便利屋を立ち上げた理由の一つに【制度外の困ったを助けてほしい】という方の思いに応えるためということもあります
私自身も復興支援に携わってきましたが、これからも続けていこうと思います
私の植えたゆずは育っていました
今年の3月24日、かみのほゆず株式会社がクラウドファンディングを成立させたゆずの苗木オーナーに参加し、苗木を植えてきました
しかし、7月の豪雨で流されたと聞き、産業祭で社長にどうなったかを尋ねたところ、流されはしたものの、ほとんどが回収できたそうです
産業祭の帰りにゆずの苗木を見てきました
植えた頃より少し大きく育っており、ホッと一息ついて次の仕事に向かいました
第36回津保川産業祭が楽しかった、美味しかった
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