幸日記

【岐阜県羽島市】幸の事件簿#11【埼玉県蓮田市】

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ラインでのやりとり

7月8日の支払いは、前記事に書いたとおり、初めての支援から孤独死を発見する前日までの間の支援費、立替費で支払い受け取り済み
その後から最後までの支援費、立替費については8月10日を期限として伝えていた
しかし、7月27日になって埼玉の借り住まいを出ることになった、さらに預かっている仏壇は小さな物に変えるため、処分をした場合、費用はいくらくらい掛かるかを提示してほしいとのことだった

また、理由はわからないが、携帯電話の契約ができないらしく、仕事に行く前、休憩中、仕事終わり等にフリーWi-Fiエリアでラインを確認するのですぐには連絡できないかもしれないが必ず返事はする旨のラインが入った

祖母を盾にした支払い延期の無心

まだラインのやりとりができた時は安心感が少しだけ残っていた
それに加えて早くこの件から身を引かないと、終わらせないとと思っていた時に孫娘からのライン

  • 祖母に認知症がひどくなってきた
  • 寝ないで仕事をしている
  • やはり仏壇は自分が車を借りて取りに行く

という内容だった

もう相手を信じて淡々と進めていくしかないと思っていた矢先・・・

祖母の骨折と音信不通

8月1日
【埼玉の借り住まいをでて現在知人の家で祖母と住ませてもらっている】
とラインが入った
それにしてもよく高齢者と一緒に他人の家に住ませてもらったと了承した人を尊敬した
しかし、孫娘が仕事に行っている間、祖母が庭で転倒したらしく、結果骨折
診断書と祖母の右腕を三角巾で吊った写真と一緒にラインで送られてきた
これはさすがに致し方がないと思った
しかし、このラインの文章が最後となり、祖母の携帯電話に続き、孫娘の携帯電話も「現在使われておりません・・・」のアナウンスが流れることとなった

8月1日孫娘最後のライン文章

お世話になっています。■■です。

野村さん、申し訳ありません。
お話していませんでしたが、現在●●さんの物件を出て、知人の方の家に祖母と共に仮住まいしています。そこの方に車を借りれることになっていました。
その方の家に仏壇をおけるスペースが無いため、先日処分を決意したのです。私が運んだあと、そのまま解体してクリーンセンターに持ち込む予定でした。
本日、午前中私が仕事に出ている時間に祖母がその家のお庭で転倒し、私が帰宅後に病院へ行って救急対応で見てもらうと、右腕を骨折していました。私が仕事があって介助できないので入院することになりました。金曜日に手術をします。
そのことがあり、仮住まいさせて頂いている方から、年寄りを預かるのは危険が多いから、悪いが出ていってほしいと言われてしまいました。
その為申し訳ありませんが、まだしばらく仏壇を受け取れません。
また、SIMカードも全て加入審査に通らず、使えないままです。
祖母だけでも寝泊まりできるようになりましたら、またご連絡します。

新情報入手

さすがに音信不通になった時は焦りを通り越して笑えた
金額がどうというわけではない
裏切られた事に対してだ

金銭的に生活が苦しく、祖父祖母の面倒を見ている人にできるだけ金銭的負担をかけないように、また、他の利用者様には申し訳ないが、これまでにないくらいの無償サービスも付けてきたのだが、人というのはこういうことがあってだんだんと【人】を信用できなくなって行くんだろうな、それが自分だなんてと思ったら笑えてきてしまったのだ
自分の詰めの甘さも含めて・・・

しかし、私もまだ諦めたわけではない
利息や慰謝料は取るつもりはさらさらないが、提供したサービス費、立替分は支払ってもらいたい
色々と調べた結果これまで以上に精神的なショックに追い打ちをかけてくる情報を入手してしまった・・・

これは辛かった・・・

#12に続く

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