幸日記

成年後見制度の手続き支援

地域包括支援センターからの依頼

居宅介護支援事業所のケアマネージャー様から家庭裁判所までの付き添い支援をしてもらいたいとの相談を受けました

話しを聞くと、成年後見制度の申請手続きのため、家庭裁判所へ行く必要があるためとのことで、要支援の男性の成年後見制度申請手続きのため付き添うことになりました

成年後見制度とはいったい何??

成年後見制度は精神上の障害(知的障害、精神障害、認知症など)により判断能力が十分でない方が不利益を被らないように家庭裁判所に申立てをして、その方を援助してくれる人を付けてもらう制度です

たとえば、一人暮らしの高齢者が悪質な訪問販売員に騙されて高額な商品を買わされてしまうなどといったことを最近よく耳にしますが、 こういった場合も成年後見制度を上手に利用することによって被害を防ぐことができる場合があります

また、成年後見制度は精神上の障害により判断能力が十分でない方の保護を図りつつ自己決定権の尊重、残存能力の活用、 ノーマライゼーション(障害のある人も家庭や地域で通常の生活をすることができるような社会を作るという理念)の理念をその趣旨としています

よって、仮に成年後見人が選任されてもスーパーでお肉やお魚を買ったり、お店で洋服や靴を買ったりするような日常生活に必要は範囲の行為は本人が自由にすることができます

左の画像をクリックすると、【法務省民事局】作成の成年後見制度、成年後見登記についてのわかりやすいパンフレットを見ることができます

成年後見制度に関して、色々なホームページをを見てきましたが、やはり、この制度を作った大元を参考にするのが一番かと思います

依頼者の家はとんでもない山奥!!

支援日の朝、待ち合わせの時間より30分早く近所に着きました
聞いていた住所では大まかな地図しか出なかったので、遅れてはいけないと早めに着いたのです

スマホのGooglemapを頼りにしたのですが、昨年だったか、ゼンリンと提携解消したせいで、地図の精度がかなり落ちました・・・

地図ではもっと奥を示していましたが、どんどん奥に入って行くにつれて、道がなくなっていく・・・
これはおかしいと思い、行きに見たバス停まで戻ろうとした時、目の前をカモシカが横切っていきました

バス停まで到着し、居宅の担当ケアマネさんに家の外観を聞くと・・・

バス停の目の前の家でしたw

近くには小川が流れており、その鮮明度はすばらしいものでした

車中は大盛り上がり

今回お迎えに行った地域は、元々私が学生時代に過ごした地域でした
その地域の発展ぶりに驚き、昔の建物、新しい商業施設など町の話しで盛り上がり、2人きりの車内でも話しは尽きませんでした

家庭裁判所では専門職が対応

家庭裁判所に到着し、ケアマネージャー様、包括支援センター職員様、司法書士の先生と専門職が集まり、そこで交代
手続きが終わるのを近所で待っていました

1時間ほどして必要な手続きが終わったようで、次は家庭裁判所から自宅へ向かいます

帰宅支援

自宅に到着後、ケアマネージャー様と話していた、自宅に届いているはずのお弁当を確認し、中まで持って行ってもらったところで支援終了となりました

まとめ

これまでに成年後見制度を利用されている方は多く関わってきましたが、だんだんと制度の利用者様は多くなっているようです
資産、財産を守る素晴らしい制度です
幸にご相談頂いても制度利用については無料で説明をさせて頂きますので、いつでもご依頼下さい!!

関連記事

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

ページ上部へ戻る