幸日記

関市から正体不明生物駆除の依頼を受けました

屋根裏から音がする・・・

今回依頼を受けたお宅で屋根裏から音がするとのこと

以前のバイトで害獣駆除を手伝っていたことがあり、ネズミかコウモリ、イタチ系の生物かなと思いました
話しを聞くと、夜中、明け方近くになると音がするとのことで、ネズミ、コウモリが濃厚になってきました

今回は、コウモリの駆除についての駆除方法、対策方法を書いていきます

家に住み着くコウモリの特徴と種類

コウモリが住み着く家の特徴とは?

コウモリが住み着く家とは、一口で言うと「古い家」が多いと言われています
なぜ古い家にコウモリが住みつくのかというと、古い家というのは老朽化しているため、すき間が多いからでしょうね
コウモリは1センチメートルほどのすき間があれば、簡単に家屋の中へ侵入すると言われています

コウモリの種類

日本の家屋に住みつくのは「アブラコウモリ」という種類のコウモリがほとんどで、このコウモリの体長はわずか5センチメートルほどです
コウモリは体が非常に柔らかく、わずかなすき間でも体を縮めれば入り込むことができてしまいます
そのため老朽化した家屋の1センチメートルほどのすき間であっても、簡単に入り込んでしまえるのです

コウモリ発見の決め手はフンの形

コウモリのフンは5~10ミリメートルほどの大きさで、茶色から古くなって乾燥すれば黒っぽくなります
そして、乾燥していて崩れやすいのが特徴です
アブラコウモリは所々に分散してフンをすることは少なく、一定の場所を決めてフンをすることが多いといわれています
1センチメートル未満の大きさの茶色いや黒色のフンを見つけたら、コウモリのフンかもしれません

コウモリが住み着いてしまった時の対処法はこれ

コウモリが家に住み着いたと思ったら、まず侵入経路を探すことが先決です
外壁に1cmほどのすき間はないか、エアコンのパイプのすき間や換気扇も侵入経路になりますので、十分目をこらして見ましょう
コウモリのフンは乾燥して崩れやすくなっていると空気中に漂います
コウモリのフンは感染症などを引き起こす病原菌を持っていますので、侵入経路を探す際は、コウモリのフンを吸い込んで感染症にかからないように、必ずマスク、軍手、汚れてもいい服などで体を保護し、体に直接フンが接触するのを避けましょう

コウモリを駆除する方法

・コウモリの嫌うものを使う

夜行性のコウモリは、光をとても嫌います
屋根裏に電気をつけるとコウモリを寄せ付けない効果が期待できます
また、ハッカなどのスーッとした匂いを嫌うため、スプレーにして吹きかけておくと即効性があります
しかし匂いによる効果は数日くらいしか持続しないので、定期的に侵入経路にふりかけておくと効果的です

ただ、このスプレーの匂いは室内に入るとなかなか人間も辛いことがありますので、十分換気をしながら行って下さい

強度の高い磁石設置しておくと、効果があり、コウモリを寄せ付けないといわれています
また、コウモリは高周波の音を頼りに物や位置を確認したり、仲間と連絡を取ったりしているため、高周波発生装置などを使ってコウモリを追い払う方法もあります

・コウモリを予防する方法

コウモリは、1度追い出しても簡単には住みかを変えることをしないといわれています
予防策を立てないと、また戻ってきて住み着きますので、ただコウモリを追い払うだけでなく、その侵入経路を防ぐことが必要不可欠です

・コウモリのエサをなくす

コウモリはの餌は昆虫です
そのため、コウモリのエサとなる昆虫がいる場所は、コウモリを寄せ付けやすいでしょう
もし昆虫が寄ってきやすい環境があるなら、置き場所を変えるかもしくはフタをするなどの対策が必要となります

・コウモリの苦手なものを置く

コウモリは光を反射するものも苦手です
CD、DVDなどの光を反射してキラキラ光るものを軒下につるしておくと、コウモリを寄せ付けない効果があるといわれています
市販のジェルタイプの忌避剤を使うのも、1つの方法です
コウモリが嫌う匂いがする忌避剤を侵入経路に置いておくことで、寄せ付けない効果がありますが、この禁忌剤も物によっては匂いが強い物がありますので、人害が出ないように十分注意しましょう

不安な時は迷わず幸へ依頼してください

今まで見てきたような方法を試しても、コウモリが寄ってきてしまう…という場合は、業者に依頼することも考えてください

業者に依頼したほうがよい場合

あまり知られていませんが、コウモリは「鳥獣保護法」で駆除を行うには許可を取ることが必要になります
コウモリは法律的には人間に利益をもたらす益獣(えきじゅう)と捉えられていて、無許可でコウモリを駆除すると、法律により罰金を払わなければならないこともありますので十分注意して下さい

もし今までやった方法でも効果がなくご自身での駆除が不安な場合は、鳥獣保護法を守った上で適切な対策をしてくれる業者に依頼した方が安心です

業者選びで気をつけたいこと

コウモリの駆除をする業者を選ぶ際にはホームページなどを確認し、コウモリの駆除の経験が豊富な業者を選んでください
そして複数の業者から見積りを取り(相見積もり)、比較検討した上で選ぶことが大切です
インターネットでの口コミが良く電話での対応が親切な業者なら、より安心して任せられると思います

駆除方法まとめ

コウモリが家に住み着かれるのは嫌ですが、日本に生息するコウモリは「鳥獣保護法」で守られ、殺傷したりして退治をすることができないことになっています
コウモリは法律的には人間に利益をもたらす益獣(えきじゅう)と捉えられており、私達が勝手に駆除することができません

法律でも益獣とされているように、しっかりとコウモリの特徴を知ってしかるべき対策をとれば、コウモリは人間の血を吸う蚊ほどには有害ではないでしょう
今回の記事でご覧になった情報を、ぜひ今後のコウモリ対策に活かしていただければ幸いです

今回の幸の駆除方法

今回は調査の時点ではネズミかコウモリかがはっきりしていなかったので、両方に対応できるよう準備をしてお邪魔しました

ネズミ調査から

屋根裏に続く天井通用口から屋根裏に入らせていただき、まずは屋根裏の点検です
ネズミのフンは特に見当たらず、粘着シートを4カ所に設置して様子を見ることにしました
ただ、音がよくしていた方と天井通用口が違う部屋にあり、奥まで行くことは困難でしたが、行けるところまで行き、断熱材をめくって確認しましたが、特に何も見当たりませんでした
粘着シートについては、少し日にちをおいて再度確認をしてみようと思います

コウモリ調査開始

外に付いている換気口付近~外壁にコウモリらしきフンがくっついていたため、換気口を確認することに
すると、換気口の中にフンがたくさん溜まっていました
その後ろ側の室内からは見にくいところに黒い塊がありました

アブラコウモリです

取れるフンをとり、ドライバーの先でつついてみますが昼間のコウモリはとてもおとなしくモゾモゾと動く程度でした
コウモリは夜行性、夕方から夜にかけて活動するので昼間はおとなしいんです

そこで今回使用したのがこちら
コウモリ専用駆除スプレーです

このスプレーの注意書きにはこう書かれています

  • 室内では使用しない
  • 保護マスク、手袋、保護メガネを着用して使用すること
  • 臭いが大変強いため、使用場所の周囲でも長時間臭いが残ることがある

依頼人様にも確認してもらい、コウモリであることがわかり、スプレーを使うことに
室内から外に向かって換気口全体にタオルをあててスプレーを2秒程噴射しました
タオルをあてていたのは、コウモリが室内に入ってこないようにするためです

スプレーをされたコウモリはびっくりして外へ飛び出ていきました

よく見ると、換気口の外側に着いているルーバーの幅は1cmあるかどうか
そんなすきまをするすると抜けて飛び立っていきました

予想以上の臭い

スプレーをした後、スプレーからでた噴射液の臭いが鼻を突きます
ハッカを主成分とした臭いなのでいい言い方をすればスーッとした臭いですが、とても強い臭いです
ご依頼人様には2秒程しか使用しなかったスプレーをお渡しし、掃除をして作業終了となりました

今後の対策

上記でも書きましたが、スプレーをしただけでは効果は持続しません
せいぜい、半日、長くても2~3日です
また、コウモリはまた元の巣に戻ってくる習性があるので、ステンレスの細かい網などで進入路を塞ぐ必要があります
しかし、今回まで明け方近くに物音がすると悩んでいた悩みがまず解決したことで、安心しました

あとは、数日後にネズミトラップがどうなっているか確認する必要があります

今回の作業費

ネズミ調査・駆除
コウモリ調査・駆除
税込み5,000円
数日後のネズミトラップの確認は無料

今回使用した道具はこちら

汚れてもいいつなぎ服
帽子
タオル
手袋

マスク

コウモリ駆除スプレー

ネズミ用粘着シート

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